ベース&ライフログ

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機材レビュー: NAZCA PROTECT CASE【ベース用ギグバッグ】

目的に合った楽器ケースを使用するのは大事ですよね。僕の場合は100%電車移動なので、楽器ケースが軽くて運びやすいことは非常に重要。荷物が沢山入るポケットなんかもあると有り難いですね。

 

重くて運びづらいケースのせいで、練習スタジオやライブ会場に着いた時にはヘトヘトに疲れている・・なんて絶対にイヤです。かと言って、軽いだけでクッション性が無いのも困る。また、収納が不十分だと、余計な手荷物が増えてしまいます。

 

軽量でありながらシッカリ楽器を守ってくれる。なおかつ十分な収納があり、手荷物を減らすことができる。

 

これらの基準を見事クリアし、自分にとって不動の地位を確立しているのが、NAZCAのPROTECT CASE。

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僕が思うオススメポイントについて書いていきます。ベースのケース選びで迷っている人のお役に立てれば幸いです。

 

軽さ、頑丈さ、クッション性

とにかく軽い!バッカス、IGIG、Fender、Fベースなどのケース使ってきましたが、断然軽く感じます。他のケースにもそれぞれ良さはありますが、軽さではNAZCAに軍配です。2kg弱とのことですので、500mLペットボトル飲料4本分より軽いことになります。

 

外装がパラシュートに使われるナイロン生地らしいのですが、これが軽さに関係していそうです。質感も独特で、柔らかくて滑らか。

 

また、パラシュートに使われるだけあって耐久性も抜群。8年位使っていますが、破れ・ヘタリはありません。

 

そして、楽器を守る上で肝心のクッション性も良好です。外生地が薄いからなのか、見た目以上にクッションが入ってる印象。また、適度な固さもあり、防御力は高いと思います。

 

軽さ・耐久性・クッション性をあわせ持つ、人間にも楽器にも優しいケースだと思います。

 

ストラップのつくり

意外と重要だと思っているストラップ。移動中は楽器を背負う機会が多いと思いますが、ストラップの形状、クッション性で背負い心地は大きく変わります。

 

リュック を思い浮かべると分かりやすいと思います。登山用と街用では作りが違いますよね。NAZCAのストラップは適度な厚みと弾力があって、肩が痛くならない&疲れにくいと感じます。

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また、背負った時に、ヘッド部分が頭の上に出過ぎないのが良いんです。これは、生地が柔らかいことや、ストラップの縫い付け位置が影響しているのかもしれません。

 

ヘッド部分が出過ぎると、思わぬ所にぶつけたりするんですよね。特に電車の乗り降り時に「ガンッ」とやったことがある人は多いのではないでしょうか。購入検討時、MONOのケースに競り勝った理由が実はコレだったりします。

 

前面に取手が付いているか

混雑した車内や狭い場所では、ケースを背負うことが出来ません。そんな時はケースを縦にして、体の前で抱えるように持ち運ぶことが多いのですが、前面に取手が無いと非常にやり辛い。NAZCAのケースには頑丈な取手が取り付けられています。

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収納力

上下に大小のポケットが付いており、どちらもマチが付いていて収納力は高いです。

 

大ポケットには小型のアンプヘッド、シールド、折り畳み傘を入れていることが多いですが、まだ余裕があります。ライブのときは着替えやタオルも入れたりしています。

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小ポケットにはドライバー等の工具やフィンガーイーズ、シリコンクロスを入れたりしています。アイデア次第で色々入りそうですね。

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最後に

NAZCAのケースは丈夫で運搬しやすく、電車移動に向いていると思います。また、細かい所まで考えられていて、使っていて気持ちいいです。

 

とにかく頑丈なものが欲しい!という人にはハードケースなどをオススメしますが、そうでないなら選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。価格は高いですが、それに見合った価値があると思います。

 

ちなみに、僕があまりに絶賛するので、うちのバンドのギタボもNAZCAに乗り換えました。笑でも、良いものって人に勧めたくなりませんか?

 

「もし壊れても、また同じのが欲しい!」

 

そんな風に思わせてくれるケースだと思います。